フランスで働く

辛い海外駐在を乗り切る! 駐在生活をストレスなく乗り切る方法




こんにちは、ペロンです。

 

プロフィールでも触れましたが、

私は日本の会社員として海外駐在経験(フランス)があります。

今振り返ってみると、「いい経験だったな」「何だかんだ楽しかった!」と思えますが、その当時は本当にしんどかった…

 

何がしんどいか?

駐在員はカッコイイイメージがありますが、自分を出した日本の会社と、現地の会社で常に板ばさみになります。

しかも…

・文化も違う

・会社も違う(場合によっては支社とかではなく、全く関係ない会社に行く人もいらっしゃるのでは?)

・日本の会社の指示も聞かないといけない

・現地の会社のためにも働かないといけない

・仕事だけじゃなくて、異国で生活基盤を作り上げないといけない

・新しい人間関係を構築しなければならない

・一緒に来た家族の世話もしないといけない

・言語ができなくて馴染めない

 

等々…

今まで日本の会社で働いていたようにいかないのです。

 

私はかなりノリで海外駐在を受け入れ、単身でした。

しかし、こーんなに大変だとは予想もしていませんでした。

寝れなかったり…

生理が止まってしまったり…

ふと人の優しさに触れるとブワッと泣き出したり…

結構精神状態ギリギリでした。

 

こちらの本にも書かれていますが、海外駐在中のメンタルヘルスケアって本当に大事なのです。

キラキラしている海外生活の裏には、色々隠れています…

 

そんな私の駐在員生活を元に、「あの時こうすればよかった」と思ったことをまとめました。




現地会社のために働こう

前述の通り、海外駐在をすると、日本の会社と現地の会社の間で板挟みになりがちです。

「日本の会社の指示はこうなのに、これをやると現地の人があまり良いと思わない」という仕事はいくらでもあります。

 

そういう時は、現地の会社にとってプラスになるか?と考えてみましょう。

今いる場所は日本ではなく、現地の会社。

日本側が「この仕事をやれ」と言ってきても、彼らは今あなたと一緒にいるわけではない!

 

今一緒に身近に働く人や環境を第一優先し、仕事をしてみよう。




現地人を敵に回さない

日本の会社から出てきた以上、日本の会社のリクエストにも応えなきゃと思うかもしれませんが…

それをやって現地人がどう考えるかといことを常に考えましょう。

 

現地人を怒らせてはいけません!絶対!

現地人が怒ったら正直終わりです。

また信頼関係を一から立て直さなければなりません。

また、現地企業で「あいつは信用できない」とレッテルを貼られると、

ほんっとうに仕事しづらくなりますよ。




自分が何をやっているか、はっきりさせよう

異国の地から突然日本人がやってきて、正直、現地人は全く信用していません。

何なら、「日本企業から来たスパイだ」ぐらいに思う人もいますよ。

(今まで仕事のやり取りがあったのであれば、お互いのことを少し知っているかもしれませんが。)

信頼関係を築くという意味でも、

・自分がどんな仕事をやってきたか

・今どんな仕事をやっているのか

など、めんどくさいですが、逐一はっきりさせておきましょう。

 

国籍も違うし、言語も違うし、まだ何者かよくわからないし、何やっているか分からないとなると…

当然信頼関係は築けません。

自分から積極的に自分の情報開示をしよう!




郷に入っては郷に従え

いろんな国でいろんな習慣がありますよね?

「仕事に来たのに…めんどくさいからやりたくない」と思うことも、積極的に参加してみよう。

 

フランスの場合、とにかく長いランチがあります。

長い時は2時間ぐらいずーっとしゃべりながらご飯を食べている…

私はこれが苦手で、「仕事が忙しいからいかない」と断っていました。

そうすると、やっぱりまた、「あいつなんであんなに忙しいの?」と思われてしまうのです…

多少めんどくさいなと思っても、コミュニケーションの一つだと思って、現地人のように振舞ってみよう!




現地の会社の上司を上手く使おう

日本の会社から無理なお願いや指示をされることってありますよね?

そういう時、遠慮なく現地の上司を使って、断ってもらいましょう!!!!www

現地の上司に「こういうこと言われて困ってる」と正直に相談すると…自分の情報開示にもなります。

現地の上司がダメといった以上、日本の会社は文句言わないはず。

使えるものはどんどん使って、自分の身を守ろう。




バカンスやお休みは遠慮なく取ろう

海外駐在すると現地に合わせたお休みがあるはず。

 

フランスの場合、夏のバカンスは最低3週間、多い人は1~2か月近くとります。

私は日本の会社に「まさか…夏休み、フランス人並みに取らないでしょうね?」と圧力をかけられました。

こんな感じで「休むな」というプレッシャーをかけられる人もいるのでは…?

 

でもここは遠慮なくお休みを取りましょう!

せっかく海外に来たあなただけの特権!

日本の会社なんて気にせず、遠慮なく休もう!

 

とは言え、日本の会社の文句が止まらない場合もありますよね。

そういうときはまた現地の会社の上司を使えばいい。w

私も「長期夏休みをとるな」という圧力がすごくて、フランス人の上司に言い訳をしてもらいました。

 

「フランスでは国の法律として夏休みをとることが義務付けられている」

「ペロンは今こっち(フランス)の会社にいるんだから、文句言うな」

 

これで完璧。w

お休みも含めての海外駐在。

楽しみましょう!!!




 

海外駐在は疲れるし大変だけど、逆に言えば日本の会社にいたらできない、面白い経験がいっぱいできるということ!

 

せっかくの駐在生活、現地人と仲良く上手くコミュニケーションをとりながら、現地生活をエンジョイしましょう!

ペロン
ペロン
ツイッターでも日々フランスの面白話をつぶやいているよ!

ペロンに興味を持ってくださった優しい方はTwitterもぜひご覧ください♡
FOLLOW ME!